子供のために、自分の人生を諦めない。

娘と私。
小学校を卒業すると同時に、
娘は私と一緒に石垣島へ引っ越しました。
初めての中学生。
初めての島。
初めて兄と離れて、ひとりっ子の生活。
13歳で、
生活が一気に変わりました。
最初はドキドキ、ワクワク。
バスケ部に入り、
初めての部活、
知らないルール、
言葉の違い、
人間関係。
毎日必死だったと思います。
移住して3ヶ月くらい経った頃から、
娘は半年以上、
「大阪に帰りたい」
と何度も泣きました。
女子同士の喧嘩や無視もあった。
私も何度も揺れました。
でも娘には、
「大阪に帰っても、
きっと同じように何かにはぶつかる。
だったら一緒に乗り越えよう」
と話しました。
それから1年半。
悩んでいる日は、
2人でドライブに行きました。
星を見たり、
海を見たり、
歌ったり、
いっぱい話したり。
娘なりに、
少しずつ自分を整えていきました。
そして今。
「大阪も楽しい」
「石垣島も好き」
「英語を話せるようになりたい」
「いろんな国に行ってみたい」
そんなことを言うようになりました。
空の大きさ。
海の綺麗さ。
自然のすごさ。
「この景色を知れてよかった」
そんな言葉まで出てくるようになりました。

私が石垣島へ移住すると決めた時、
「子供がかわいそう」
と言われたことがあります。
でも今の娘を見ていると、
私はそうは思いません。
13歳という多感な時期だったからこそ、
いろんな価値観や文化、
いろんな生き方に触れられたことは、
娘の世界を
大きく広げてくれたと思っています。
石垣島は、
人口約5万人の小さな島。
でも、
全国から移住してきた人がいて、
世界中から人が訪れる。
大きな自然の中で、
いろんな生き方に出会える島です。
そして私の仕事を通して、
娘にも日本中に友達ができました。
この前、
北海道から来た友達の子供と、
標準語で話しながら、
北海道と石垣島と大阪の文化の違いを
楽しそうに話している姿を見て、
私はなんだか感動しました。
私は、
娘のためだけに生きる人生を
選びませんでした。
私が、
私の人生を生きようと決めた。
その人生に、
娘が一緒についてきてくれました。

私の母の口癖は、
「子供のために離婚しない」
でした。
父が暴れても、
浮気して家に帰らなくても、
働かなくても、
母は耐えて、
何個も仕事を掛け持ちしていました。
私は子供ながらに、
それが嫌でした。
父の顔色を見て、
頑張り続ける母を見て、
気づけば私も、
「私が頑張ればいい」
「私が我慢すればいい」
と思う人になっていました。
親のせいにしたいわけではありません。
母は母なりに、
必死で家族を守ろうとしていたんだと思います。
でも今振り返ると、
「子供のために」
という言葉の中で、
自分の人生を後回しにし続ける姿を見ながら、
私はいつの間にか、
自分のために生きることは
わがままなんじゃないか。
自分の好きなことをすることは
悪いことなんじゃないか。
そんなふうに思うようになっていたのかもしれません。
ずいぶん遠回りしたな、
と思う気持ちはあります。
だから私は、
家族のために
自分を後回しにして
我慢し続ける母親より、
自分の好きなことをして、
ちゃんと働いて、
いっぱい稼いで、
自由に飛び回っている母親でいたい。
そう思っています。
「母親のくせに」
「子供がかわいそう」
そう言う人もいると思います。
でも、
何が正しいかは、
外側の人には決められない。
子供は子供の人生。
親が全部コントロールすることなんて
できません。
できるのは、
自分がどう生きるか。
それだけだと思っています。
これから、
親の介護もあるかもしれない。
子供の成長とともに、
いろんなことが起きると思う。
だからこそ、
自分の人生を
誰かに渡さない。
自分がどうしたいのかを
置き去りにしない。
どの道を選んでも、
何も起きない人生なんてない。
後悔することだってあるかもしれない。
でもそれは、
違う道を選んでいても
きっと何かは起きる。
だったら私は、
自分の人生を生きながら、
起きることを引き受けたい。
その方が、
きっと見られる景色は大きい。
私はそう思っています。
50歳からも。
母親でも。
何歳でも。
自分の人生を生きていい。

もし今、
「家族がいるから」
「仕事を休めないから」
「お金も気になるから」
そんな理由で、
自分が本当はどうしたいのかを
ずっと後回しにしているなら、
一度、その場所から離れて
会いに来てください。
たった3日離れたからって、
全部が壊れるわけじゃない。
仕事も、家族も、日常も、
また戻ればいい。
でも、
「私は本当はどうしたい?」
その気持ちを
ずっと置き去りにしたままだと、
今の景色は、
なかなか変わらないかもしれません。
11月、
今年最後の石垣島リトリートを開催します。
自分は本当は、
これからどう生きたい?
答えを急いで出す3日間ではありません。
石垣島の自然の中で、
ゆっくり話して、
ゆっくり自分の声を聞いて、
これからの自分を
一緒に見つけていきませんか?
気になる方は、
このLINEから話しかけてください🌺