〈7月のテーマ〉人生後半、もう自分を後回しにしない。-このままを終わらせる7月-
- 7月3日
- 読了時間: 4分

7月3日(金)
人生後半、
もう自分を後回しにしない。
そして、
このままを終わらせる7月。
「自分を後回しにする」
と言われても、
何を?
どんなことを?
と、具体的には分からないかもしれません。
でも実際は、
もっと日常の中にあります。
休みたいのに、休まない。
辞めたいのに、辞められない。
言いたいことがあるのに、黙っている。
一人になりたいのに、家族の予定を優先する。
会うと疲れる人と、関係を続けている。
本当は住む場所や働き方を変えたいのに、
現実的ではないと諦める。
自分の経験を仕事にしたいのに、
「まだ早い」と止める。
たぶん多くの人は、
何も分かっていないわけではありません。
本当は、もう薄々気づいている。
でも、うまく言葉にできない。
考え始めたら、しんどくなりそう。
自分の気持ちに気づいたら、
で、どうするの?
仕事を辞めるの?
夫婦関係を変えるの?
暮らす場所を変えるの?
自分で収入をつくるの?
その先まで決めなくてはいけない気がして、
見ないふりをしてしまう。
家族に迷惑をかけるかもしれない。
収入が減るかもしれない。
周りから、わがままだと思われるかもしれない。
だから、
「今はまだ」
「もう少し落ち着いてから」
「お金が貯まってから」
と、自分の気持ちを考えることをやめる。
また忙しい自分に戻る。
そして、なんとなく今日を終える。
でも、自分の人生を生きるには、
新しく何を始めるかを考える前に、
何が嫌なのか。何をもう続けたくないのか。
そこを一つずつ炙り出して、
手放していくことが必要だと思っています。

ちなみに、私が嫌だったのは、
毎日、パートナーの顔色を見る生活に疲れ果てた。
誰かの問題を、
自分のことのように必死で考えても、
終わりがないことに気づいてしまった。
未来が見えない毎日を、
もうごまかしきれなくなった。
やってもやっても満たされない毎日に、
嫌気がさした。
本気で変わろうとしない人を、
必死で変えようとする自分に失望した。
誰かを輝かせても、
自分が輝くわけではないという現実を、
何度も何度も味わった。
尽くしても、尽くしても、何かが返ってくるどころか、さらに尽くし、さらに我慢する展開になる。そんな現実に、もう限界がきた。
いつも人の人生まで背負ってしまう自分が、
本気で嫌になった。
これが、私の
最初の頃の「このままでは嫌」でした。
今振り返ると、
私はずっと、
誰かの問題や期待を優先して、
自分の気持ちを後回しにしていたんだと思います。
でも、石垣島へ移住して、
暮らしが変わったからといって、
すべての違和感がなくなったわけではありません。
環境が変わると、
それまで見えなかった「嫌」が、
また少しずつ言葉になって出てきます。
もう背負いたくない。
これは続けたくない。
本当は、もっとこうしたい。
50歳からは、
一度大きく人生を変えたら終わりではなく、
その時々に出てくる自分の違和感と向き合い、何度も何度も、もう必要のないものを手放していく。
そうするたびに、
自分で選べることが増え、
人生の自由度も少しずつ増していくのだと思います。
だから私にとって、
「自分を後回しにしない」とは、
何か特別なことを始めることではなく、
その時の自分の本音を、
なかったことにしないこと。
そして、
自分の中にある悶々をゆっくり聞いて、
受け止める時間を必ずつくること。
そこから始まりました。
まずは、
自分は何が嫌なのか。
きれいにまとめなくていいので、
本気で書き出してみてください。
あなたにとって、
「このまま」って、どのままですか?

もう7月です。
今年もこのままで終わって、
本当にいいですか?
では、また明日。
明日は、
「このままでは嫌。
でも、何を変えたらいいのか分からない」
についてお届けします。
西本訓子